新年明けましておめでとうございます。

■2014年 あけましておめでとうございます。

2011年から、いろいろなことが変わりつつあることが感じられます。

飲食店の産地偽装では、多くの人が裏切られたという気持ちになりましたよね。

誰も日本を代表する有名ホテルの食材が、産地偽装されているとは思っていなかったでしょう。

 

TPP交渉の事に関しては、今後、円安状況の中、外国産の「いかにも安全で、おいしい」商品がCMや情報番組で、日本の産地ブランドと変わらないような扱いで取り上げられるかもしれません。

 

昨今大きく取り上げられている、地域ブランドや地域のローカルメニューなどに関しても、実際に、それらが本当に地域に愛され、ローカルを代表している味なのか、もしかして、地域活性化のPRのために作り出されたものなのかと疑ってしまう商品もあります。

 

相変わらず、メディアが流したい情報を、私たちは受け取っている、そんな印象があります。
それは「口コミ」とよばれるものもそうです。

 

生産者、メーカーは、今後、消費者ではなく、消費する「生活者」の、

「自分たちが本当に必要としている、欲しいと思っている」ものを探しだす意思や目に真摯に応える対応が求められるようになってくるのだと思います。

 

メディアや口コミなど「他人の目」ではなく、生活者自身の意見、
本人の判断基準で価値を決め、必要だと判断したもの。欲しい優先順位とその明確な理由、

 

当然、「安いから」と理由もあるでしょう、いや、ますますその理由は増えるかも知れません。

 

また、今まで安易に使われてきた「差別化」という言葉に関しても、

 

「何と比べて?」  「誰に向けて?」  「どのタイミングで?」 など、より具体的な問いかけと答えが必要になると感じています。

 

2014年4月から、2015年10月に向けて消費増税が始まります。

物や事の価値の見方や伝わり方が変わっていきます。
より具体的に「価値があるものは何なのか」を知り、それらを提供していく事が重要になってくるように思います。

 

オミセネットは、様々な情報から、少し未来を見つめていきたいと思っています。

 

今年もよろしくお願いします